Career style 4

嘉手苅 良|大在工場 塗装 平成22年入社

「嘉手苅君が一番頑張ってくれている」建造監督からの一言が嬉しかった。

私の入社動機

進水式で見た光景が忘れられず「造船の世界」へ。

学生の時に偶然目にした「進水式」の光景に感動しました。船が海に滑り下りていく勇壮感、その時の音、人々の歓声・喜びに満ちた顔・そして誇らしげに船を見つめる視線。あの光景が忘れられず「船の世界」を志しました。

船舶の状態を良好に維持するために、 最も重要な役割を担う「塗装」。1000分の1ミリ単位で塗膜を検査する。

実は、航空整備士を目指し、大学では宇宙工学を学んでいましたが、航空機にはないスケールを船づくりに抱き入社を決めました。実際、船づくりに携わってみると、航空機にも劣らない精密な分野や技術が集結していることに改めて驚きました。私は塗装検査を担当していますが、塗装は、美観・防食の役割を持ち、塗装の善し悪しが船の寿命を決めるといわれる大切な部署です。塗装前の表面処理にはじまり、1度塗り、2度塗りなど1000分の1ミリ単位で塗膜の精度が要求されます。巨大な船を塗装するのですから、塗膜の厚さによって重量が増し、海面との摩擦に変化が生じると、船の燃費にも関わってきます。船全体を目視・鏡・膜圧計を使って丹念に検査していきます。「いい船=塗装がよく長持ちする船」ですから、やりがい十分です。

世界初の「メタノール燃料船」建造に向けて、全社一丸で最高のパフォーマンスを実現したい。

塗装検査は国際的な検査資格の「NACE認定検査員」が検査するこが必須条件で、もちろん、私も取得しています。船の塗装は、「バラストタンク(船の底で荷物がない時に海水を入れておくタンク)」の塗装が一番重要な箇所と言われています。船の寿命と値段は「バラストタンク」の塗装状態次第と言われるほどです。出来るだけ長く「バラストタンク」の塗装を良好な状態にもたせ、「この船は塗装がいい」と船主様に言われることが最大の喜びです。
 今、社内で世界初の「メタノール燃料船」建造に向かって、ビッグプロジェクトが進行しています。エコシップといわれる次世代の船の世界初の建造で社内も活気に溢れています。是非、私たち若手社員が一丸となって成功に導きたいと思っています。

Private Time

休日に子どもと遊ぶことが、一番のリフレッシュ。

休日は、もっぱら家庭サービスです。私にとって、子どもと遊ぶことが、一番のリフレッシュです。
沖縄出身なので、盆・正月には故郷へも帰省し沖縄タイムを満喫しています。

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【ある日の仕事】

7:00 出社
7:30 朝会・ミーティング
8:10 建造監督との朝会・ミーティング
9:30 建造中の船の塗装検査を行う。塗装業務は、船づくりの中でも最終の工程に場合が多いので、前工程の遅延がそのまま、スケジュールにひびいてくる。
12:00〜12:50 昼食と休憩 愛妻弁当は午後からの仕事のパワー源。
12:50〜17:00 引き続き、検査や業者との打ち合わせ。
建造監督と塗装検査の確認など。
17:00〜18:00 デイリーの塗装ミーティング。
本日塗装進捗と明日の予定を確認。

Column|造船のお仕事

3.「ばら積み船」、「自動車運搬船」とは

最大15万トン級の大型船舶が建造可能な新造船所として2008年5月に完成。大在工場は、建造マスと修繕マスを設備したフラッド・ドッキング方式の最新鋭工場だ。大分工場や下ノ江工場より供給される船体ブロックを170トンクレーンで水切りし、工場の全長にわたって移動可能なゴライアスクレーンで大組するなど、効率的な船舶建造が可能。国際的なIMO塗装基準に準拠した最新鋭の「サンドブラスト工場」も備えている。

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